社内SEとして働く前に聞いた上司からのアドバイス(Vol2-7)
紹介予定派遣から正社員になる時に、上司から社内SEの悪いところを説明されました。
例として何点か挙げていきたいと思います。
(1)ある意味、仕事は適当
社内SEが内作でシステムを作ることもあります。
ですが、社内のシステムのためスケジュールが適当なことが多いです。
また、予算により無理やりスケジュールが伸ばされることもあり、今までのようにスケジュールに合わせて仕事をし満足していた人からすると刺激が少ないと言えます。
新卒から働いている人間は問題ないが、SIerなどでのSE歴が長い人が中途採用で入ってくると、
- 刺激のなさ
- 適当さ
に精神的に病んでしまい、うつ病になって辞めていく人もいるのです。
SIerのように長時間労働が過酷で病気になるのとは反対に、適当すぎなのが許せなくて精神を病んでしまうのです。
SEには、
- 完璧主義
- 几帳面
な方が多いので、そういう方はもしかしたら社内SEに向いていないのかもしれません。
(2)感謝されない
ユーザ(社内の他の社員)から依頼されて、
- 要件定義
- 設計
- 製造
- テスト
を行い実際に運用を初め業務効率が上がっても、ユーザからは感謝されないですしお礼の言葉もほとんどありません。
あくまでも、ユーザのいる部署がお金を払い、システム開発部がお金を受け取り開発を行っているため、作ってもらうことが当たり前の感覚なのです。
事務とか総務とか経理とか、そんな感覚に思っている社員がいるからだと思います。
(3)裏方作業
社内SEは会社に対して利益を生み出さず、あくまでも裏方作業です。
なので、社内で目立とうと思っても、なかなかチャンスを得られる機会がないのが事実です。
それは将来的には出世にも影響してくるのかもしれません。
ただし、システム開発により業務の効率化を改善することで利益の向上に貢献することができます。
なので、ここを一番の目標にして働いて、会社に貢献することを第一に考えてやっています。
まとめ
5ヶ月間、紹介予定派遣として働き、上司が最初に言っていたことが非常に分かり納得出来ました。
社内SEの仕事は、確かにシステムエンジニアではなく、
- SE業
- ヘルプデスク
- サービス業
の複数の業種が混ざった業種です。
SE歴が15年もあった私は、社内SEの違和感に耐えられず、何度もIT業界に戻ることを考えました。
しかし、システムの開発部分では感謝されなくても、
- PCの使い方を教えたり
- PCの調子が悪い時に治してあげた場合など
ちょっとした事でユーザさんからお礼を言われることもあり、そのことが私にとってやりがいとなりました。
そのおかげで、今でも社内SEを続けています。
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