社内SEのユーザは同じ会社の人間です

近すぎるユーザとの距離感(Vol1-8)

SIerのシステムエンジニアの場合、そのシステムを実際に利用するのは、違う会社の社員がお客さんとなります。
その為、ユーザとの距離はビジネス関係がメインとなり適度に離れています。

 

社内SE独特のユーザとの距離

これが社内SEとなると、ユーザは全て同じ社内の人間となります。
言い方は色々ありますが、

  • 同僚
  • 上司
  • 部下

とにかく、同じ会社で働いている人間がユーザーとなのです。

 

社内政治も影響してくる

また、往々にしてシステム外の社内政治に足を引っ張られることがあります。

 

これは私の会社で実際に合ったことですが、社内SEの担当をしている役員の声が大きい時は、IT予算が充実します。

 

逆に、声が小さくITに興味の薄い役員が担当すると、IT予算が削減されてしまいます。

 

社内政治によって予算が変化

 

実際ユーザ部門からの依頼に関しても、その部署の部長と社内システム部門の部長の中の良さなどが、もろに業務に影響します。

 

このような、

  • 力関係
  • 派閥

などの社内政治的な力学が働いてしまうのはデメリットと感じられることが多いです。

 

立ち回りが上手い人ならば、メリットにできるのでしょうが、エンジニア職でそこまでコミュニケーション能力が高い人は稀なのが実際ですからね。

 

ビジネスとサポートの狭間で

社内SEに転職するときの心構えとしては、システムエンジニアとしての仕事をし続けると共に、

  • 経理
  • 総務
  • 人事

などの間接部門の一員だという事を強く意識する事が重要です。

 

ユーザに対しても、お客さんなら受け入れられる要求でも、客観的に見て不条理であったりコストがかかりすぎて会社にとって不利益が出るような依頼であればNOと言えるようにならないといけません。

 

社内SEのリソースは有限でありユーザはITに対して無知です。
各依頼をどれだけビジネス上のベネフィットがあるか判断し、優先順位がつけられるようにする必要があります。

 

そうでないと社内のIT系の依頼が集中し、声の大きい部門の対応ばかりに追われてしまい、実際は社内の役に立っていない社内システム部門となってしまいます。

 

つまりはユーザの意見や話を聞き、障害に対して迅速に対応する。
しかし、新規開発やプリンタをもっと増やしてほしいなどの追加要求に関してはビジネス上の重要度に応じて対応する。
こういったことが社内SEには必要になってきます。

 

  • 顧客対応専門のSIer
  • 社内の同僚相手の社内SE

対応するユーザの立場が変わってくると、同じシステムエンジニアでも対応方法をかえていかなければなりません。

 

転職したての頃私も悩んだのですが、ユーザとの距離感の切替が必要ですね。

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