社内SE8年目の感想(Vol1-8)
前職のSIerに5年、社内SEになって8年目の管理職ですが、単純に私自身が社内SEになって良かった面、悪かった面をあげて行きたいと思います。
良かった点
サポートするユーザと仲良くなれる
社内SEだとお客さんではなくて同僚です。
サポートする相手も同僚です。
4000人の会社ですがサポートする相手って結構決まってくるんですよね。
そうなると仲良くなってのみに行ったり、と同じ会社の同じ仲間であるという意識が強くなったのはよかったです。
なのでユーザの使っているシステムの不具合には敏感になりました。
なぜなら仲間の使っているシステムに不具合があったら仕事できませんもんね。
そういう感じでシステムエンジニアとして、いい刺激になっています。
給料が上がった
単純に前の会社がブラック企業だったという事はあるんですが、給与は相当あがりました。
それと前の会社は倒産してしまっているので、未練もありませんし。
今の会社に就職できて本当に良かったと考えています。
ストレスが減った
ユーザは社内の同僚です。どんなに会議でとちっても契約が切られるなんてことはありません。
システムが障害を起こしたからって数億円の損害賠償を求められることもありません。
ちょっと対応が遅れても怒られなかったりとSIerにいたころに比べてストレスが格段に減りました。
もちろんやる気が無いわけではないのですが、そういう前提になって仕事ができるという事自体がエンジニアにとっては幸せな事だと気が付きました。
悪かった点
知識を共有できる仲間が少なかった
SIerだと周りが全部同じエンジニアです。
技術的に困ったとこがあれば聞けたのですがそれができなくなりました。
今はSIerに聞いているか海外のFAQサイトで聞いてたりします。
システム部門以外への異動がある
SIerで技術系総合職だと異動があってもエンジニアのままでいることがほとんどです。
しかし、社内SEは総務や人事と同じ扱いにされることがあります。
うちの会社も同様で間接部門への異動の可能性があります。
ずっとエンジニアとして生きていくと思っていた私にとっては他部門での仕事は想像外です。
こうなった場合に自分のキャリアパスを再度考え直さないといけないかもしれません。
社内SEとしてエンジニアとして、コンソールにログインしてコンフィグを触る。
それがまだできているだけで幸せかもしれませんね。
なぜなら多くの社内SEは普段のちょっとしたオペレーションまでもベンダに依頼しているからです。
やはり自分が5年後10年後どのようになっていたいかを考えて転職先を探すのが一番です。
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