賢く転職エージェントを活用しよう!

転職エージェントのメリットとデメリット

転職エージェントに登録すると、

  1. 自分にマッチした職場を見つけてくれて
  2. 面接に受かりやすい用に調整まで

してくれます。

 

そんなメリットも多い転職エージェントですが、このページではデメリットも合わせて紹介していきます。

 

メリット編

まずは転職エージェントのメリットですが、自分のキャリアに合った「転職先企業の候補」を紹介してくれます。

 

企業が欲しい人材を把握している

各エージェントは、クライアントである転職先の企業とダイレクトに話をしているので、そのニーズを明確に把握しています。

 

欲しい人材のニーズ

 

ですから、変な人を企業に紹介するとエージェントの信頼を落としてしまうことになるので、結局は私たちに紹介してくれる企業は、「かなり相互にマッチしたところ」と言えるのです。

 

だからこそ、自分が行きたい企業とキャリアがちょっと違ったりすると指摘してくれたりします。

 

第三者的な意見を率直に知りたい方は、それこそエージェントを利用してみてください!

 

希少な情報を知っている

また、転職サイトに出てこない少数募集の案件を持っていたりします。

 

これは面接に時間を多くかけられない企業が、親密な転職エージェントにのみ依頼をするパターンです。
エージェント側も、お勧めの人材のみを、その企業に紹介しようとします。

 

このことを非公開求人と呼びます。
非公開求人については、下記で別途詳しく解説します。

 

このように転職エージェントをうまく使えば、転職サイトでは得られない情報に触れられますし、自分に合った転職先を見つけることも可能なのです。

 

デメリット編

次にデメリットですが、転職エージェントは1人紹介すると、クライアント企業から給料の数か月分(年収の数十%)のインセンティブを貰って終わりです。

 

つまりエージェント側は転職させることが一番重要であって、

  • 本当に転職すべきタイミングなのか?
  • 転職先が安定しているのか?

などは保証してくれません。

 

もっと言うと、不安定な中小企業で大量募集している様な会社でも進めてくる可能性があるという事です。

 

実際はそこまで悪徳な事をしてくるエージェントはいないと思います。
ですが、私が思うのは自分が働く予定の会社のことですから、最終的には自分の身は自分で守らなければならないことは心に留めておきましょう。

 

エージェントがいくらお勧めしてくれようとダメな会社はダメなのです。

 

サポートを大事にしているエージェントもある

ただし、私が実際に話しをしたエージェントは、

  • リピート(企業側、転職する側の両方)
  • 口コミ

のことまで考えると、アフターケアまで行っていかないと高い満足度は得られない。
と言っていました。

 

実際、転職してから半年後などに、エージェントと転職した人で面談しているそうです。
それが、

  • アフターサポート
  • 新たな情報収集

につながっているそうです。

 

家族の同意も得よう!

私は会社が倒産して止む無く転職しましたが、転職には家族の同意も必須だと思います。

 

転職エージェントに、

  • 給料があがる
  • 出世が望める

といわれても勢いで決めず、まずは家族とよく話し合いましょう!

 

後悔しない為に

転職には失敗が付き物です。
ですから、エージェントを利用する前に、「今の会社を辞めるのが本当にいいのか」という事をもう一度自分の中で考えて考えをまとめましょう。

 

私の知り合いに、転職して給料と待遇が下がった人もいます。
ただし、その人は諦めずに、再度の転職にチャレンジしました。

 

そして良いエージェントと出会って転職し、結果的に給料が大幅アップしました。
自分に合った形、タイミングで、転職エージェントをうまく利用してみてください。

 

非公開求人(クローズド案件)はこう利用しよう!

転職エージェントのメリットの一つに、
転職サイトには乗らない非公開求人(クローズド案件)というものがあります。

 

私が転職した時は、「なぜ非公開にするのだろう?」と思っていましたが、自分が会社内で採用に回る立場になってみると、そっちの方がいい場合があることに気が付きました。

 

非公開求人にする理由

 

なぜ非公開が便利なのか?

まず前提として、

  • リクナビ
  • @Type

などの大手転職サイトに募集をかけると、とんでもなく大量の応募があります。

 

その中には、

  • 条件にマッチしてないのにとりあえず応募してくる人
  • このキャリア本当かな?という人

まで様々な人が応募してきます。

 

例えば、「社内SEに5名欠員が出てしまった」なんて言う場合は、大手転職サイトで広く応募するのが良いのですが、下記のような特定の条件の時は、それだと逆に手間になってしまうのです。

 

その特定の条件というのは、「1名どうしても「ノーツ」が分かって英語が話せるエンジニアが欲しい」という場合などです。

 

この場合は、転職サイトで募集せずに、転職エージェントのみに非公開で依頼することが多いです。

 

手間を省く為に数を絞りたい

やはり数が多くなると、

  • 履歴書チェック
  • 面接

と、手間が増えてしまいますからね。
大手転職サイトからは、募集しづらくなってしまうのです。

 

その点、転職エージェントだとある程度フィルタしてくれるので、技術的にはマッチした人材が最初から絞りこまれてきます。

 

後は、自分の会社と合った人材かどうかという部分を焦点にして、採用面接をしていけば良いだけなのです。

 

クローズドの方が厳選求人が多い

上記の例のように、エージェントが持っている求人は、厳選採用のものが多いです。

 

なので、転職活動をしている時は、大手転職サイトを眺めているのもいいですが、数社の転職エージェントに登録して自分にマッチしたクローズドの求人を探すのも有効なのです。

 

特にSEの中でも英語力が強い人材は、この手の引き合いが多いと感じます。

 

エージェントも得意不得意なジャンルがある

また、転職エージェント側でも得意分野があります。

  • 外資系が得意
  • 大手企業が得意

など抱えてる非公開求人にも違いがでますので、自分が目指したい会社にマッチしたエージェントを探す必要もあります。

 

ただし、私もそうでしたが、「SEが続けられればどこでもいいかな」と思うのであれば多くのエージェントに登録してみるもの手です。

 

各エージェントは顧客のクローズド案件を持っているので、、それがたまたま自分にマッチしている可能性もありますからね。

 

それに求人側の立場からすると今は募集していないけど「こんな人材いればいいな〜」なんてことをエージェント側に伝えていることもあります。

 

そんなケースで面接し採用した事も実際にあるので、調整できる範囲でエージェントに登録することをお勧めします。

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